[year]
1970
[name]
電気通信館
Telecommunication Pavilion
[designer]
電信電話公社建築局
Nippon Telegraph and Telephone Corporation
電気通信館テント彫刻として、ディスプレイ建築を意図とした東口広場の黄色いテント体は、新聞記者から「毛虫」と呼ばれています。
巨大な日本館の隣に横たわる姿は、どう見ても「毛虫」としか見えないでしょう。
観客は毎日「毛虫」の胴体に吸い込まれてゆく。そこにメインホールへのアプローチであり「人間とコミュニケーション」を主題とする映像――音響――照明の展示が内蔵されています。
Memo
・太陽工業:博覧会/パビリオン EXPO'70「電気通信館」
<鉄骨造の_体から突出したツノにテントをかけ、皮膚のように全体を覆い、有機体を思わせる微妙な曲面のシルエットとなっている。雨覆いとしてのテントは、内部構造のディテールを楽に構成させ、テントによって保持される空気層は、内部の環境をやわらげるだろう。
・太陽工業:博覧会/パビリオン EXPO'70「電気通信館」
テントの各面は、HPシェルを形成して風振動を防ぎ、ハロゲン・ランプに照された夜景は、テントと思えないほど充実感があります。 このオリジナルなテント体を創り出すために、若いテント技術者と設計スタッフの一人とが、開会寸前の日まで「毛虫」にとりつかれていたことが忘れられません。 新しい若い創造こそEXPO70の楽しさというべきです。
・関連資料:大阪万博電気通信館
竜の形をした通信館が5弁の花の政府館を飲み込もうしているのが面白い。パピリオンは、屋根を貫くコラムに支えられたスペースフレームにPVCキャンパスでできている。
Image
(photo from Expo 1970 (Osaka): Telecommunication Pavilion-TensiNet )
(photo from Can you ID this pavilion? - 1970, Osaka, Japan - Expo '70 - The World's Fair Community )
(photo by Remembering Carl Mydans by Dirck Halstead - The Digital Journalist )
(photo from Expo 70 Hostesses - 1970, Osaka, Japan - Expo '70 - The World's Fair Community)
(photo from Can you ID this pavilion? - 1970, Osaka, Japan - Expo '70 - The World's Fair Community)
(photo from 大阪万博記念写真館)
(photo from 電気通信館1)
(photo from 電気通信館1)
(photo from 関連資料:大阪万博電気通信館)
Link
- 太陽工業:博覧会/パビリオン EXPO'70「電気通信館」
- 大阪万博記念写真館
- 関連資料:大阪万博電気通信館
- 電気通信館1
- Expo ’70 - Osaka, Japan / Aqua-Velvet
- Expo 1970 (Osaka): Telecommunication Pavilion - TensiNet
- Can you ID this pavilion? - 1970, Osaka, Japan - Expo '70 - The World's Fair Community
- Expo 70 Hostesses - 1970, Osaka, Japan - Expo '70 - The World's Fair Community
- Osaka World Expo 1970 | ArchDaily
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