2010年10月5日火曜日

【力と形】大阪万博 電気通信館 Expo 1970 (Osaka) Telecommunication Pavilion【デザイン参考資料】



[year]
1970

[name]
電気通信館
Telecommunication Pavilion

[designer]
電信電話公社建築局
Nippon Telegraph and Telephone Corporation


電気通信館テント彫刻として、ディスプレイ建築を意図とした東口広場の黄色いテント体は、新聞記者から「毛虫」と呼ばれています。  巨大な日本館の隣に横たわる姿は、どう見ても「毛虫」としか見えないでしょう。  観客は毎日「毛虫」の胴体に吸い込まれてゆく。そこにメインホールへのアプローチであり「人間とコミュニケーション」を主題とする映像――音響――照明の展示が内蔵されています。





Memo

太陽工業:博覧会/パビリオン EXPO'70「電気通信館」

 <鉄骨造の_体から突出したツノにテントをかけ、皮膚のように全体を覆い、有機体を思わせる微妙な曲面のシルエットとなっている。雨覆いとしてのテントは、内部構造のディテールを楽に構成させ、テントによって保持される空気層は、内部の環境をやわらげるだろう。


太陽工業:博覧会/パビリオン EXPO'70「電気通信館」

テントの各面は、HPシェルを形成して風振動を防ぎ、ハロゲン・ランプに照された夜景は、テントと思えないほど充実感があります。  このオリジナルなテント体を創り出すために、若いテント技術者と設計スタッフの一人とが、開会寸前の日まで「毛虫」にとりつかれていたことが忘れられません。 新しい若い創造こそEXPO70の楽しさというべきです。


関連資料:大阪万博電気通信館

竜の形をした通信館が5弁の花の政府館を飲み込もうしているのが面白い。パピリオンは、屋根を貫くコラムに支えられたスペースフレームにPVCキャンパスでできている。




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